FTTHで電話、FAX
光電話(IP電話?たぶん…)がうちにきたのであそんでみた。
まだ工事が完全に完了したわけじゃなく、現段階では着信しかできない。
実家は既にIP電話があり、使える状態になっているのでこっちにかけに来てもらった。
IP電話サービスを提供するISPが実家と厚木はグループなので、どんなに話しても無料になるそうな。
IP電話みたいなものだから音質はいいのかなと思ったが、使ってる電話機があまりにしょぼくてよくわからなかった。
IP電話からFAXって送信できるのかな?と実家から厚木に送信してもらおうかと思ったが、厚木にはFAXがない…
あ、そういえばノートPCにモジュラージャックがあった。
それにWindowsにはFAXとスキャンていうソフトがあったな。
さっそく、追加インストール。
アカウントセットして、受信したらプリンタで出力するように設定。
実家から厚木の電話番号にFAX送信してもらった。
プリンタが勝手に動き出し、モノクロの汚い書類が送られてきた。
すごい感動した。
FAXを受信した。ただそれだけの事なんだけど。
だって、普段使っているPCがFAXになるんだもん。
今までこんな使い方したことなかったので…。
FAX送受信できるのならばぜひ実用したい。
さて、1本の線を物理的に繋ぎ換えているので、FAXに繋いでいる間は電話ができないし、電話に繋いでいる間はFAXが受信できない。
FAXと電話を1本の回線で使う方法はあるのだろうけど電話線の事に関しては疎い。
ちと調べなければ。
まぁとりあえず、それは実現されたとする。
今度は、FAXに使うPCだが受信待機のために普段使っているノートPCを24時間365日つけっぱなしに、しかも固定にすることはできない。
FAXサーバを作るか。Linuxで。
FAXは受信と送信の2つのアクションがあるけど、まず受信のことから考える。
なんらかの方法で、ターミナルアダプタから来る1本の線を電話機とFAXサーバに分配できたとする。
FAX着信の場合、FAXサーバは自動応答して受信を開始する。
受信後、ネットワークプリンタへ印刷、iPhoneへメールを送信する。
これだけ。仕組みはすごく簡単そう。
受信に関しては、GUIアプリケーションである必要はないよね。勝手に行われることだから。
さて、送信に関して。
さっきの図が逆になっただけで実現にたいしたことはなさそうだよね。
単に書類をスキャンして、その後送信すればいいだけなのだけど、問題がある。
スキャナがネットワーク経由だということ。
いろいろWebサイトを調べていったけど、LinuxではUSBで直接接続されたスキャナは認識できるけど、ネットワーク経由は困難だとか…。
EPSON製の複合型プリンタを使ってるんだけど、やはりネットワーク経由になるとメーカー独自の通信仕様になるからなのかな。
あと、送信する際FAXサーバにログインして送信操作をしなくてはならないんだよね。
送信する入力書類がスキャナではなく、PC内のファイルだったら、それをいったんFAXサーバに転送して、その後FAXサーバにログインして、送信。
これは面倒だなぁ…。
そうか、普段使っているPCがその部分を担ってしまえばいいのか。
こうすれば、今の2つの問題は解決できる。
普段使っているPCはWindowsで、EPSONから対応ドライバが出ているので、書類をスキャンできる。
その後、宛先電話番号と一緒にFAXサーバにデータを投げる。
FAXサーバはそれを受け取り、FAXを送信する。
こうすれば、FAXを送信する際に利用するPCはWindowsに限られるけどそれなら何であってもいいし、別に原稿はスキャンでなくても、ファイルでもいい。
さーて、今世にあるFAX送信アプリケーションをいろいろ探して、調べて、必要があれば変更、自作だな。