Raspberry Piの画面キャプチャ

概要

前回の記事でRaspberry Piのキャプチャを貼っていました。
インストール中の画面は、VNCなどができないため、そのままではキャプチャすることができません。
そこで、HDMIキャプチャ機器の購入と、キャプチャソフトウェア環境を整えました。

キャプチャ機器

購入したHDMIキャプチャ機器はこちらです。
HDMIキャプチャ機器は他にもたくさんありますが、こちらはUVC(USB Video Class) 、いわゆるWebカメラの規格に対応しています。そのため、ドライバは特に要りません。Macでも使いたかったのでこのHDMIキャプチャ機器にしました。

キャプチャソフト

Macの場合はQuickTimeで撮れるので良いとして、今回はWindowsで使用するキャプチャソフトを探しました。
この辺りが見つかりました。

  • Windows 10 カメラ
  • VLC
  • OBS (Open Broadcaster Software)

結論から言うと、 OBS (Open Broadcaster Software) が一番使いやすいと感じました。

Windows 10 カメラ

Windows 10 に標準で入っているアプリです。
シンプルでいいものの、設定があまりできず音声はプレビューできません。
Raspberryのモニタ代わりとして、音声も聞きたい場合は使えません。
録画したファイルには音声が記録されます。

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良い点

悪い点

  • 音声がプレビューできない。

VLC

なんでも大体再生できるプレーヤーです。
https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html

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良い点

悪い点

  • 画質が悪い。
  • 遅延が大きい。

この2つは設定をいじっても改善できず。

OBS (Open Broadcaster Software)

OSSの配信用ソフトウェアです。
I-O DATA GV-HUVCのマニュアルに説明があり、そこからこのソフトウェアを知りました。
3つの中で遅延が最も少なく感じました。
https://obsproject.com/ja

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良い点

  • 画質が良い。
  • 遅延が少ない。

悪い点

スクリーンショットは撮れないため、ブログなどにキャプチャを貼る場合は一度録画をして、そこから切り出していこうと考えています。